続いて、ニューヨーク、主演のOFUKUが、NYJCF<ニューヨーク・ジャパン・シネフェスト>の
16作品に選ばれました。「カメラを止めるな」の上田監督「Formal Warrior Suit Ranger」
も上映されていました。
OFUKUは、ファッショナブルな衣装とインパクトのある口上で、人気を集めて
いました。((笑))
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NYジャパン・シネフェスト2019〜オフクさんにインタビュー
6月5日,6日にAsia Societyで開催されたNYJCF<ニューヨーク・ジャパン・シネフェスト>、8回目となる。
ゲストで日本から来ていた映画「オフク」の原作者であり、主演のオフクさんにもインタビューをさせていただいた。同作品は、オフクさんのリアルな経験に基づいている作品なのだという。監督そしてプロデューサーは、苦労をともにしてきた元妻であり現在はビジネスパートナーの阿久津五代子(アクツサヨコ)。
「日本のバブル崩壊で、親が20億円の借金をしてしまい、私は連帯保証人だったので返済の義務に追われました。まだ学生だったので、もうどうにもなれって顔を白塗りにして銀座に出かけました。たくさんの人が奇異な目でみたりしましたが、中には声をかけてくれる人もいて、声をかけてくれた初対面の女の子と二時間ほど話をしたんです。
それをとても面白いって思ってくれたらしく、次には友達も連れてきて、仲間がどんどん増えていきました。そのうちに新宿のデパート伊勢丹や銀座のデパート三越 のあたりで、踊ったりするようになりました。
違う自分になってスイッチを変えたことでビジネスのチャンスをつかんだのです。結婚式のMCから始まって、ブライダルのビジネスがうまくいきました。これからは、悩んでる人たちのために『生きていれば大丈夫、あきらめることはない』という思いを伝えようとオフクを作ったんです」
オフクさんと帰り際に話をしていたファイナンシャル・アドバイザーのアメリカ人カップルも映画「オフク」が気に入ったらしく、「オフクさんがライツアップ(後光がさす)しているように見えました。とても生き生きとしていて素晴らしい作品でした」と笑顔で会場を出ていった。
オフクさんは、この先、お料理番組を作りたいという。会場に来ていたアメリカ人たちは、オフクさんの今後の活動にもとても興味を持っているようで、いろいろな人が声をかけていた。中でも、オフクさんと話しこんでいたマンハッタンでケータリング・ビジネスをしていたがリタイアしたというアメリカ人女性(スイスからの移民)は、オフクさんに日本でコンタクトをとりたいと熱心に申し込んでいた。まさしく、お料理つながりで何かチャンスをつかめそうだ。
映画「オフク」を通じて、世界に向けてビジネスの幅はさらに広がっていきそうな予感がする。人々に福をもたらすであろう、オフクさんの世界を舞台にしたこれからの活躍が楽しみである。
<敬称略 取材・執筆 ベイリー弘恵>
【プロフィール】
オフクこと長谷川高士(はせがわたかし)
株式会社ハセガワエスティ代表取締役会長。1963年千葉件千葉市出身。第一種大型店総合家具販売会社の三代目として育ち、中央大学商学部で経済を学んだ。30歳のころから、ノウハウやサービスを提供するブライダル事業に方向転換し、2000年にブライダル専門会社(株)ハセガワエスティを設立。司会部門の他、音響部門、映像部門を生み出した。現在司会部門は、年間1万7000件以上を受注する国内最大手。2018年、NYチェルシー映画祭でOFUKU-mother-が「BEST ACTRESS」主演女優賞を受賞。
【関連リンク】
●ハセガワエスティー代表取締役阿久津社長のブログ
●オフクさんのインスタグラム
ニューヨークの日系情報紙に写真入りで掲載されました。
https://www.nyseikatsu.com/ny-news/05/2019/25499/