怒りの言葉や不満の言葉を、表現するのは意外と簡単かもしれません。
(後先考えなければですが)
ですが、感謝の言葉やありがとうの気持ちを、丁度良いタイミングで、
伝わる言葉で表現するのは、難しい、上手くできないと思っている方も
多いのではないでしょうか?
私達 ハセガワエスティが主に仕事としている、結婚式・ブライダル司会の仕事では
それが上手にできるように勉強しています。
感謝の気持ちでいつも仕事をしていると、自然と板についてきて、
普段の笑顔も素敵になってきます。
仕事で難しいと思うのは、伝える相手がお客様や上の方々なので、
気楽な言い方では、かえって間違った伝え方になってしまいます。
たとえば、上の方に謙虚な感謝が伝わる、言葉があります。
日頃 使っている言葉ですが改めて見てみると組み合わせで
バリエーションが広がります。
「ただ、ただ、感謝申し上げます」
「ご親切が身にしみます」
「お心遣い、ありがとうございます」
「お心にかけていただき ありがとうございます」
「なんとお礼を申し上げてよいのか言葉もありません」
「ひとかたならぬ ご尽力をいただきまして」
「過分なおこころざしをいただきまして」
「ご配慮くださり深謝いたしております」
結婚式の現場では、ありがとうございます、という感謝の連続です。
お客様同士も、現場で仕事をする仲間も、上の方にも。
自分の今の気持ちに合った その場に合った
言葉を瞬間に選んで言葉にできる、
それはとても、大きな武器になりますね、生きていく上で。
難しい事ですが、何歳になってもその時代に合った伝わる言葉を選んで
話せる人になるよう 諦めずに努力していきたいと思います。
2013/8/16
阿久津五代子