ハセガワエスティ ブライダル司会部では、ベテラン司会者と新人司会者がチームを組んで、コーチング制度を取っています。
ベテラン司会者さんの素晴らしさは、経験からくる安定感と、いざという時の臨機応変な対応力です。
新人の良さは、新人力です。
「新人力」とは、新鮮なワクワク感が仕事に満ち溢れていることです。
ベテランになると、先を読むことができるので、新鮮さは、別の次元のもの、「対応力」に変化してきます。
ベテラン司会でも新鮮な「気持ち」を保つことはできますが、司会の仕事一つ一つが新鮮から
応用に変わっていくのです。
これは、一つの良さでもあるので、否定はできません。
新人には、この司会の仕事その物の新鮮さが あふれているのです。
初めて現場で入れるアドリブ、初めての演出。そのワクワク感が マイクを通してお客様の耳にも
広がり、そして 「今感」のある空間が織りなされるのです。
ハセガワエスティの男女新人司会者は、みんな必死に練習して、何度も、現場を見学し、
何度も、現場で当日を想定したシュミレーションをし、マイクを握ります。
最初の2年くらいは、どの新人さんも、ドキドキワクワク、時に緊張に押しつぶされそうになり
時に、アドレナリン放出で、仕事が終わっても、ハイテンションで浮遊感と幸福感が残存していたり。
その新人力を見ているベテラン司会もまた、刺激をうけて、ワクワクをもらいます。
コーチングをする側も される側も 刺激し合うのです。
どんな 仕事にも、「新人」はありますが、プロのブライダル司会の場合は、
特に顕著にその傾向がでます。
結婚披露宴をされるお客様の中には、あえて 「新人力」を持っている司会を
希望される方もいるほどです。
ハセガワエスティでは、教育こそが、最大の財産と位置づけ 力を入れています。
その教育も、10年前、5年前と 変化し続けています。
司会をする側の年齢も、お客様の年齢も、世の中の流行や ニーズも どんどん変化しています。
その変化に合わせて教育のあり方も、変化します。
止まっていたら、浦島太郎になってしまいます。 時代がどんどん変わっても、変わらないものは、
もちろんあります。その大切なものを中心に置きながら、「変化していく大切さ」を大事にしています。
「新人力」は、ここ2年くらい 特に求められていると感じています。
ハセガワエスティ 阿久津五代子