12月に入り健康を害する人が増えていますね。
身体を守る方法が様々ですが、おしなべて良いと思える方法を二つご紹介します。
1.水分を(少しずつこまめに)とる。
冬はとても乾燥していますので、体を温めて循環を良くするために「温かい水」を飲みましょう。
ものすごく喉が渇いている時は、冷たい水の方が体への吸収が早いと言われているので
冷たい水を少しずつ飲んでください。いっぺんにたくさん飲むと胃液が薄まり消化が悪くなるそうです。秋の忙しさで疲労が溜まる12月は、急激な寒さも相まって胃腸もダメージを受けています。 どうかご自身の胃腸にも気を遣ってあげてください。
2.活舌良く話す
寒いと体も心も硬くなり、話したくなくなりますね。こういう時こそ口角を上げて口の周りの筋肉を鍛えましょう。顔の老化防止と腹式によるお腹の筋肉を鍛える効果もあります。
そこで、早口言葉です。
まずは、北原白秋の「あめんぼあかいな」を3クール練習しましょう。
1回目ゆっくりはっきり。2回目3回目は倍速で早口でハッキリと発音。
そのあとに、ちょっと難しい早口言葉に挑戦!
楽しく練習したい場合は、周りの人と一緒に練習してお互い笑い合いましょう
(途中でかんでしまうので面白いです)では、どうぞ。
「月づきに月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」
- 「つ」と「き」が交互に登場します。「つ」の母音は「う」→丸く小さい口
- 「き」の母音は「い」→横に細く長い口 この動きにくい組み合わせが順番にやってきます。
綺麗に一音ずつ発音しながらなるべく早く動かしてみてください。
「新進シャンソン歌手総出演新春シャンソンショー」
- 「さしすせそ」が苦手な人が多いですが、この例文は特に難しいです。
- かまずに綺麗に発音できたら自分を褒めてあげてください。
スマホのボイスメモで録音しても面白いですよ。
この練習の後に、下記の名文をナレーション(朗読)してみてください。
きっと、自分の声が好きになりますよ。🌸
★森見登美彦『夜行』より
「ふいに僕は奇妙な気分になりました。真夜中の世界に宙づりにされるような感覚に襲われたのです。そんなにも夜が深く、広く感じられたのは初めてのことでした。今こうして自分が夜をさまよっているとき、どんなに遠い街も同じ夜の闇に包まれて、膨大な数の人々がそれぞれの夢を結んでいる。この永遠の夜こそが世界の本当の姿なんじゃないだろうか」
※森見さんは現在45歳の奈良県出身のSF作家です。2010年「ペンギン・ハイウエイ」で第31回日本SF大賞を受賞してます。2017年「夜行」で第156回直木賞候補、本屋大賞候補など幅広い層に評価されています。