OFUKU短編映画シリーズは、6作目の企画進行中だ。
2016年にOFUKU1がスタートし毎年8月にクランクアップ。
NYとカンヌの映画祭に出品してきた。
短編映画の目的地は、母へのこだわりと精神に内在する澱み。
シリーズを通して見つめている原点だ。
男でも女でも母から生まれ、母に導かれる。その最初のImprintedによって
その後の人生に大きな影響を及ぼす場合がある。
OFUKU自身の人生がそうであるように。
このシリーズは、OFUKU自身の精神性をなぞりながら、
ありえるであろう第三者を想定し、主役としてOFUKUと二重に描いている。
コロナ禍により2020年と2021年の撮影は延期され、ようやく2022年の夏までをリードタイムとして企画が走り始めた。
OFUKU6は、今までの撮影編集のテイストとは一線を画し、OFUKU自身の中から生まれる自然発生的な要素を紡ぎ合わせ構成する事で、OFUKUの内側を映像で可視化する。
世界的パンデミックを経験し、当たり前だったフォーマットがぶにょぶにょになった今、
OFUKUの短編映画も新たなフェーズに向かっている。